ソイルテクニカ
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SAVEコンポーザー(静的締固め砂杭工法)

無振動・低騒音工法であり、既設構造物に近接した施工が可能

SAVEコンポーザーは、強制昇降装置による回転圧入で、ケーシングパイプの貫入・引き抜きを行います(ウェーブ施工)。ケーシングパイプを所定深度まで貫入した後、細かくウェーブ施工することによって、杭体を拡径し締固めを行います。振動エネルギーを用いないので、静かに「締固め」が行えます。

評価取得技術 1999年5月 (社)地盤工学会 技術開発賞1998年度
1999年7月 (財)日本建築センターコンクリート構造評定委員会 個別評価評定番号:BCJ-C2273
1999年9月 運輸省 民間建設技術評価第99107号
2000年4月 科学技術庁 第59回注目発明選定
2010年4月 「平成22年度 推奨技術(新技術活用システム検討会議)〈国土交通省〉」選定(掲載終了)
2017年6月 (財)国土技術研究センター 一般土木工法・技術審査証 第42号
NETIS登録番号 CB-160026-A(HA)

工法の特長

  • 無振動・低騒音工法であり、周辺環境へ与える影響が少ないため、既設構造物に近接した施工が可能です。
  • 従来のサンドコンパクションパイル工法と同様の改良目的に使用でき、同等の改良効果が得られます。
  • 施工管理には、新施工管理システム(CONOS)を使用します。CONOSはシステムが施工の具体的な指示をオペレーターに与えて、確実な砂杭の造成を行う信頼性の高い施工管理システムです。
  • 砂質土のみならず、粘性土などさまざまな地盤に適用できます。
  • 砂の他に砕石、スラグなどの各種材料も使用できます。また、同一施工機で容易に杭径を変えることができるので、サンドドレーンとの複合パイルの造成も行えます。施工コストは、環境対応型の他の地盤改良工法に比べて経済的です。
  • エアと水の両方を混合して噴射する装置(エジェクター)を使用することで従来はアースオーガ等による先行削孔を必要とした軟弱地盤の中に含まれるN値35程度の砂層まで貫入が可能です。【HA】
  • 着底施工の場合は、支持層へ致達したことを文字情報として管理装置画面上に表示することで、より信頼性の高い施工管理を行います。【HA】

施工方法

施工手順

  1. ケーシングパイプを所定位置に据え、一定量の砂を投入する。
  2. ケーシングパイプを回転させながら地中に貫入する。
  3. 所定深度まで貫入する。貫入の難しい中間層が介在する場合はエジェクター吐出も併用して貫入する。
  4. ケーシングパイプを規定の高さに引き上げながら、ケーシングパイプ内の砂を排出する。
  5. ケーシングパイプを打戻し、排出した砂と周囲の地盤を締固める。
  6. 4、5を細かく繰り返して拡径するウェーブ施工により、SAVEコンポーザーを造成する。

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